2004年9月 翻訳 by エリック・チェッター
今日のニュースは少し遅れていますが、興味深い話題だと思います。
北京(ロイター通信社) ー 北朝鮮の国民だと思われる29人がワイヤーフェンスを切って北京(ぺきん)にある日本人学校に逃げ込みました。
女15人、男11人と子供3人の全員が領事館に連れていかれ、中国の警察や外務省の知らせたと、日本大使館が発表しました。
「誰なのかと調べているところですが、北朝鮮の国民だという可能性が高いと考えられます。ヒューマニテリアンの視点からも、みんなの望みにそって次の行動を決めたいと思います。」と日本大使館のスポークスマンが述べました。
北京の東北周辺にある日本人学校の人達はこの件について何もコメントをしていないのですが、ハードハットをかぶった労働者が1mx1.5mの穴を直しているのが見られました。
その近くで、ワイヤーカッターと四つのスツールが見つかりました。フェンスが約90mの長さで、学校と空いているロットの間にあります。
中国では、ほとんどの学校は九月一日に始まります。
2002年から、共産主義の北朝鮮から自由を望む人たちが、韓国へ亡命するために外国の大使館やコンソレートに逃げ込む事件があったのですが、こんなに人数が多いのは初めてです。
去年、北朝鮮の国民4人が北京で日本人学校に入り、結局シンガポールを通って韓国に行けました。
今まで北朝鮮が亡命者に「ダメ人間」という名を与えていましたが、先月暖かい家が待っているよと韓国に逃げている人たちの心にアピールするように宣伝しました。
逃げている人たちは「韓国まで連れて行かれた兄弟である」ということも、皆に伝わるために、ラジオで一週間に二回も放送され、宣言されました。
「いつでも、個人でも、グループでも、あなたが愛している母国に、そして暖かい家に戻ることができる」と手紙に書かれていました。 また、母国に対しては、罪を犯していないと判断し、処罰を与えることはないとその手紙で伝えました。
七月にベトナムから、北朝鮮から逃げた460人が韓国まで飛行機で連れて行かれたことに対して、北朝鮮の政治家は怒りました。ピョンヤンは「それは計画的な誘拐でテロだ」と言いました。
10万人以上は北朝鮮の貧乏や抑制を逃げて、中国や東南アジアに隠れていると活動家は述べています。