ブラントン美術館はテキサス大学のキャンパスの南端に沿っているマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・ブルバードにある。2006年4月に開館した。入館料は5ドルなのだが、木曜日の入館料は無料だ。テキサス大学の学生はいつでも無料で入ることができる。ツアーの予約も電話でできる。ツアーをする場合は通常の入館料に加えて一人5ドルずつかかる。月曜日以外は美術館は毎日開いている。
ブラントン美術館は世界の各地から集めた色々な作品を展示している。特にイタリアのルネサンス時代や、アメリカのモダンアートなどの代表的な絵がたくさん集まっている。2006年9月からイタリア人のルカ・カンビアソという有名な画家の特別展が開かれている。それにピカソやレンブラントやゴヤなどの有名な画家のスケッチと中南米からの伝統的な作品の収集もある。
毎月第一金曜日にB Sceneというイベントが行われている。オースチンの地元バンドを聞きながら、画廊を見物したり、他の学生達に出会ったり、オースチンのアートシーンについて話したりできる。スナックとお酒を含めて、入館料は10ドルである。
テキサス大学にあるブラントン美術館はオースティン最大の美術館である。ブラントンの常設展示は美術作品1万7000点で、米国の20世紀と現代美術、欧州文芸復興とバロック美術(イタリアとフランス中心)、さらに中南米の20世紀と現代美術を含むが、それ以外にも、多数の収集がある。常設展示の中で、特に中南米の収集は観る価値がある。1600点の作品があり、中南米の収集としてはなかなか多い。アメリカで、このような中南米の美術収集は珍しいので、美術に興味を持っている方はこの好機を見逃さない方が良い。常設展示以外に、仮設展示も行う。下記のハイパーリンクをクリックすると、現在の仮設展示が見られる。
現在、新たな所在地へ移転しているので、ブラントン美術館は閉館している。新ブラントン美術館は2006年4月30日に開館する。
新ブラントン美術館の所在位置は テキサス大学オースティンキャンパスの南西にあり、Martin Luther King Boulevard
と Brazos Street の交差点の北西に位置している。
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