ショーとシアターとダンス
オペラ事情
オースティンでは音楽のコンサートが多い。いつも新しくて面白くて有名な芸能人が歌いに来る。けれども、オースティンでオペラの公演はあまりないのだ。
Austin・Lyric・Operaのシーズンでも公演は三つだけであり、その公演は二週間しか開かれない。だから、気がつきにくい。他の都市ではオペラのシーズンが長くて、コンサートホールも大きくて、もっと有名な歌手が来る。例えば、Houston・
Grand・Operaのシーズンは十回公演がある。一方でオースティンのオペラは必ず質が高い。
今シーズンは九月にプッチーニのトスカと一月にストラウスのエレクトラが来た。次の四月の最後の週末にモーツアルトの「フィガロの結婚」が始まる。毎シーズンの二番目のオペラは少しお洒脱だ。今年のエレクトラは他のオペラと違って、一幕目もドイツ語だった。二年前のシーズンの二番目のオペラは「Dead Man Walking」という英語のだった。
切符は、一番安いのは二十ドルくらいだけれども、一番高いのは百ドルくらいかかる。私のような貧乏な大学生にとって、値段は大切だ。しかし、二十ドルよりはもう少し高い切符が最もいいんだ。英語の訳はステージの上に映すから、遠すぎる席に座ると見えにくい。コンサートホールはテキサス大学のバス・ホール(Performing Arts Center)という場所だ。公演が始まった後ではコンサートホールに入れないから、遅れて来ないように気を付けて。
by ワルツ・ジョナサン
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