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中国からきた漢字と日本でできた漢字には、面白い漢字が色々ある。いくつかそのような漢字をみてみよう。
「躾」は「身」と「美しい」を一緒にした漢字で「しつけ」と読む。「
「親」という字は「木」の上に「立」って子どもを「見」ていると書いて、「おや」と読み、「parent(s)」という意味である。そして朝、「木」の間に「日」が見えるのは「東」で、「east」である。また、「休」という漢字は、人が木に
他にも色々ある。「峠」というのは日本でできた漢字で、「とうげ」と読む。左に「山」を書き、右上に「上」、右下に「下」と書く。そして、それは「mountain pass」のことである。日本には山がたくさんあって、「山を上がって下がる」と次の町に行かれる。
「春」の下に「虫」を二つ書くと「蠢く」で、「うごめく」と読む。「蠢く」は春生まれたばかりのたくさんの虫が動いている様子を表している。英語で言うと「wriggle」だろう。
「
同じ漢字を3つ書いてできている漢字も多い。「犇めく」は「牛」を三つ書き、「ひしめく」と読む。それは、「牛が一緒に走り出す」ことを表し、たくさんの人や動物がうろうろしているということである。「
「女」という漢字が入っている漢字には、「姦しい」という漢字以外にも女性に失礼なものもたくさんある。「
ダイアグラムのような漢字もある。「凹」と「凸」という漢字があるが、「凹凸」は「おうとつ」と読む。これをみれば、どういう意味の漢字かわかるだろう。へこんでいる部分と、でっぱっている部分があって、平らでないということである。
漢字は覚えるのは大変だが,よく見ていくとその
面白い漢字
「面白い日本語」より
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