日本の交通ルールはアメリカと同じものもありますが、違うものもたくさんあります。
アメリカのルールと違うものをいくつか紹介しましょう。
まず、日本では車は道路の左がわを走らなくてはいけません。アメリカ人は、右に曲が
ったあと、間違えて右車線に入ってしまうことが多いそうです。日本では右に曲がったあ
とは左車線に入らなければいけません。これに慣れるまでには少し時間がかかります。事
故を起こさないように、右に曲がる時には気をつけた方がいいでしょう。それから、アメ
リカでは信号が赤の時に右に曲がってもいいですが、日本では信号が赤の時には右にも左
にも曲がってはいけません。信号が青になるのを待たなければなりません。ところで、日
本の信号はアメリカと同じで「赤、みどり、黄色」ですが、日本人はそれを「赤、青、黄
色」と言います。
アメリカの車はワイパーのスイッチはハンドルの右がわに、ウィンカーのスイッチは左
かわにありますが、日本車は運転席が右がわにあるので、ワイパーやウィンカーのスイッ
チがアメリカの車の反対がわにあります。日本に着いたばかりの時に、友達がウィンカー
をつけようとしたら、ワイパーが動きだして、びっくりしたそうです。運転中に急にワイ
パーが動いたり、ウィンカーがつかなかったりするとあぶないので、気をつけた方がいい
でしょう。アクセルとブレーキはアメリカでも日本でも同じです。ブレーキはアクセルの
左にあります。これはどの国でも同じだそうです
運転しながら電話をしたり、メールを読んだり書いたりしてはいけません。携帯を使い
たい時には、まず車を駐車場や道路の端に止めなければいけません。もちろん、お酒を飲
まないで運転してください。少しでもお酒を飲んで運転すると、けいさつにつかまります。
交通ルールは、アメリカより日本の方がきびしいので、それを忘れないでください。
また日本の道路はせまいし、自転車や歩いている人が多いので、気をつけてください。
日本で運転したかったら、まず、運転の上手な友達に日本での運転の仕方を教えてもら
って、れんしゅうをしたらいいと思います。
いくつか: few, several
紹介(しょうかい)
車線 (しゃせん): a (traffic) lane
慣れる (なれる): to get used to
運転席(うんてんせき): driver’s seat
反対 (はんたい): opposite
携帯 (けいたい)
端(はし): edge, border