story telling project

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モニカのよこはまトイレ事けん

リ― モニカ
507, 2006年夏がっき

 

  あのう、2か月前に東京へ行ったんですよ。東京にともだちがたくさんいるから、夏休みと冬休みによく行きますね。で、ともだちとひさしぶりにあったから、いっしょにぎんざへあそびに行ったんですよ。そして、そこで少しだけ楽しく飲んだあと、なぜかかんらんしゃにのりたくなって、よこはまへ行ったんですね。それで、とうちゃくしたら、かんらんしゃは10時におわりますが、もう10時5分前でしたね。で、時間がぎりぎりでおくれたと思って、いっしょうけんめいにはしったんですね。でも、けっきょく10時をすぎて、のれなかったんですよ。ほんとうにざんねんでしたけど、まったくしかたがないからあきらめて、またテンションあげて、それからうみへ行ったんですよ。あのう、よこはまに何かてんぼうだいのようなばしょがあるんじゃないんですか。名前をわすれたんですけど、ごぞんじですか。とにかく、そこへ行ったら、ちょっとトイレに行きたくなったんですね。で、もう11時半ごろで、まわりが全部くらくて、がいとうがないから何も見えなかったんですよ。トイレのとなりにもひかりがぜんぜんなかったんですね。で、何も見えなかったので、手でさがしたら、何かボタンみたいなものがあったんですよ。で、私は「あっ、ライトだ」と思ってぐっとおしたんですよ。そしたら、サイレンみたいな音が大きくなったんですね。それで、私のともだちがびっくりして、トイレの方に来て、けいたいでてらしてみたら、そのボタンはライトじゃなくて、じつはエマ―ジェンシ―ボタンだったんですよ。で、音はぜんぜんとまらないし、どうすればいいのか分らないし、このままいればだれか来るかもしれないと思ったら、なぜかこわくなって、みんなでにげました。でも、はしるとちゅうに何かおもしろくなって、だれかが「私たち、まだ子どもだな」と言ってみんなげらげらとわらっちゃったんですよ。ここまでが、私のともだちの中で有名な「モニカのよこはまトイレ事けん」です。

last modified 2006年7月15日