Austin Pop - Ongaku

SXSW音楽祭で出演した日本からのバンドが多い

ポール・グリシャム

テキサス州オースティンで2005年3月16日から3月20日までサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)という音楽祭があった。今年の音楽祭のために日本からの十九のバンドが出演した。ラインアップしたグループは前のSXSWで来たバンドだけではなく、初めてオースティンに来たバンドもあった。今年、とても有名な音楽家で人気がある音楽家も来た。特に、the pillowsやBonnie Pinkや少年ナイフは長年の間、音楽を作っていたので、日本のファンとアメリカのファンが多い。他のバンドはオースティンへ何度も来たから、例えばペティブーカやmonoやギターウルフなどはSXSWでレギュラーの出演者になっていた。

Bonnie Pink

1987年から、毎年春にSXSW音楽祭を行っている。音楽祭の目的はプロデューサーが有名ではない音楽家を見ることとか音楽家がコントラクトをもらうのを手伝うことである。SXSWで出演した後で有名になった音楽家は多い。10年ぐらい前に、SXSWはとても有名になったので、世界中から人々が音楽祭に出席しにオースティンへ来た。このごろ、有名な音楽家でもSXSWで出演している。

1996年に、日本からのバンドがSWSXで出演し始めた。その次の年、SXSWはジャパンナイトを加えたので、その時から本当に国際音楽祭になった。ジャパンナイトでは音楽祭に出席する人が日本からのバンドをたくさん聞ける。初めからすぐ、ジャパンナイトがとても人気になって、毎年アメリカとアジアからの報道機関がそのエベントを取材する。昨年、SXSWは日本女子音楽のためにジャパンガールズナイトというエベントが始められた。そのエベントは人気があったから、今年、ベンテンレーバルとシスターレコードがジャパンガールズナイトのアメリカのツアーを行なっている。今年は、ジャパンナイトは二晩になった。ジャパンナイトでの十のバンドだけではなく、九つの日本からのバンドも音楽祭中にほかの所で出演した。今年は日本からのバンドばかり見るようにしても、日本からのバンドを全部見ることができなかった。しかし、ジャパンナイトのバンドだけを見れば、いろいろな種類の音楽を聞けた。

the pillows

金曜日には、一日目のジャパンナイトがあって、チタン合金ズとi-depとThe Emeraldsとnoodlesとthe pillowsが出演した。チタン合金ズは若くてかわいいパンクバンドだ。i-depはジャズのような音楽を演奏しているが、その音楽によって、みんながおどりたくなったので、観衆は好きになったから、ショーの終わりまでにCDを全部売り切ってしまったようだ。The Emeraldsとnoodlesはロックバンドだ。noodlesは昨年のSXSWに出演したから、今年英語で聴衆とよく対話した。the pillowsは「フリクリ」というアニメのサントラにthe pillowsの歌を使わせてあげたから、最近アメリカで人気になっている。でも、十五年間音楽を作っている。アメリカにいても、the pillowsの出演を見に来る人は多くて、全部の歌詞を知っているようだった。そんな大ファンが多くて驚いた。

ペティブーカ

土曜日には、二日目のジャパンナイトがあって、The Hot ShotsとサンズオウルとZANZOとペティブーカとBonnie Pinkが出演した。The Hot Shotsとペティブーカはアメリカのクラシックな歌を演奏している。特にカントリーアンドウエスタンの音楽である。ペティブーカはSXSWに何度か出演しに来て、オースティンのお気に入りになっている。サンズオウルはうるさくて元気なヘビーメタルのバンドで、聴衆のみんなが好きになった。ZANZOは実験音楽があったから、そんな音楽を聞くことがちょっと難しかった。Bonnie Pinkは大抵大人用のポップを演奏している。でも、「るろうにけんしん」というアニメと「GANTZ」というアニメにテーマソングを作ってあげたので、アメリカ人の若い人も知っている。ニューヨークに普通住んでいるので、英語が上手だから、半分の作品は英語で歌っている。

日本語が分かる人や、日本のロックが好きな人や、日本に興味を持っている人は、日本の音楽の演奏を楽しんだ。でも、ジャパンナイトを楽しむのに必ずしも日本語が分からなければならないというわけではない。いい音楽が好きならば、だれでも楽しめるのである。そのほか、色々日本からの音楽家は英語がちょっと話せるし、ファンと会うことが好きだし、バンドと会って話しやすい。みんながとても親切である。ロックバンドとうろつきたければ、ジャパンナイトはそれがしやすいところである。

日本からの音楽がアメリカで本当に人気が出るかどうかはっきりしないけど、アニメや漫画のように、知名度が上がっている。少年ナイフとギターウルフはアメリカでのCDが出て、the pillowsは日本でのCDをアメリカですぐ売りだされた。宇多田ヒカルとPuffy AmiYumiのような他の音楽家はアメリカでポップスターに首尾よくなろうとしている。アメリカで日本のエンターテインメントは人気が出れば出るほど、来年のジャパンナイトが面白くなるだろう。楽しみにしていてらしい。

リンク

日本からのバンドのラインアップ